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2006.08.04

爺ヶ岳に登る(中)

 信濃大町駅前は、黒部立山アルペンルート方面への客でいっぱい。駅構内では机を出して帰りの切符を発売していて行列ができている。
 タクシー乗り場で客引きならぬ「あいのり客」を探す登山者がいて、扇沢方面なら一緒にいってもいいかと思い、話しかけてみる。どうも高瀬ダムに行きたいらしい。荷物の量から見て裏銀座方面へ抜ける計画と思うが、あいにく私とは別方向、残念。
 しかし次に出てきた年配の登山者も「私たち扇沢だから」と不成立。それなら自分が乗っかろうかとその方々に声をかけ、タクシー代の3分の1(バス代とほぼ同額)ずつの割り勘でめでたく交渉成立。

 運転手さんと先日の台風の傷跡についての話をしながら約20分も走れば、「扇沢出合」、爺ヶ岳登山口に到着します。

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今年も来たよ。

 同乗の方々は、「私たちは登るのが遅いので、どうぞお先に。」ということでしたので、私もそう早いほうではないが、とりあえず先に出発した。
 最初の難関は「モミジ坂」。ここからしばらくはずっとこんな感じで樹林帯の中を登っていき、ウォーミングアップにもってこい。

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モミジ坂

 1時間ほどで、ケルンに到着。この辺から、斜面沿いにつけられた柏原新道を登り、目標は2時間半くらいで稜線に出る予定。この辺から、種池山荘をずーっと見ながら登って行く(これがまた、全然近くならないんですよ)。

Sansou
尾根の三角屋根が種池山荘

 急登はないものの、その分距離を歩きながら徐々に高度をかせいでいく。2時間ほどで山荘が見えなくなり、3回ほど折り返して、目の前がぱーっと開けると再び山荘が目の前に登山者をねぎらうように現れる。私の場合はここが一番しんどいところです、いつも。

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ここからが長く感じる

 左右の斜面にチングルマやハクサンフクロなどの高山植物が短い夏を謳歌するように咲いている最後の石畳をゆっくりゆっくり1歩ずつかみしめるように登っていくと、種池山荘に到着。今日はここに泊めてもらいます。

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ふとんがブレスサーモになっていた。

 「おしさしぶりです。おつかれさまー!!」小屋番のおねーさんの言葉に疲れも吹っ飛ぶ思いです。さっそく部屋に案内してもらいます。部屋は、三角屋根の中の大部屋ですが、個室より山小屋らしくて私は好きです。寝床が決まったら、下に降りて、とりあえず、ビール(笑)
 因みに山の上は気圧の関係でアルコールが回りやすいと言われますが、私は実感じたことありません。

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山荘の夕食(感謝)

 山小屋の夕食は5時頃と早いですのですが、消灯も8時と下界の俗世と比べると相当早いのでちょうどいい時刻です。
 夕食のあと、夕日を撮りに西へ少し歩くことに。

Tsurugi
剱岳に沈む夕日

(下に続きます)

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